森の都金沢に1987年4月、現在の金沢学院大学の前身、金沢女子大学が日本海側初の4年制女子大学として創立し、その後1995年に男女共学の金沢学院大学に名称変更し現在に至っております。卒業生も10000名を超え、これから益々大きな同窓会になります。
 翠会会員の皆様、お元気でお過ごしでしょうか。元旦に発生した能登半島地震で被災された方、ご家族ご親戚がお亡くなりになった皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、お悔みとご冥福をお祈り申し上げます。
 私自身も、父の実家が壊れ、お墓も土砂崩れの下敷きになり未だに手付かずで、どうすることも出来ない状況です。同窓生・在学生の中には、もっと大変な状況の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?少しずつでも震災復興が進んでいくことを願うばかりです。
 さて、毎年8月に開催しておりました同窓会総会並びに記念講演会ですが、今年は初の試みとして、10月に行われる大学の学園祭の中のホームカミングデイに併せて開催することとなりました。
 講演会も二部制にし、第一部は同窓会主催の講演会。講師には、若手の経済学者の中でも特に人気を集める「森永康平」氏をお招きすることになりました。経済学部の在学生はもちろん、たくさんの人に分かりやすいお金の話をお聞きいただけたらと思っております。第二部は経済学部の卒業生との「地域貢献」をテーマとしたディスカッションが行われます。同窓生でも年代や業種が違うと、なかなか話す機会もなかったでしょうから、これがまた今後の交流のきっかけになることを期待しております。
 その後は、会場を移動して、学校主催のホームカミングデイに参加していただき、お世話になった先生方や世代を越えた後輩達と、栄養学部の学生が考案したメニューに舌鼓を打ちながら、懇親を深めていただけたらと思っています。
 最後に、翠会会員の皆様が健やかにお過ごしになれますようにお祈りいたしております。
会長 下置 宏子